ズンドコ妊娠育児

妊娠中・育児中の困ったことや面白かった本などを紹介しています。

実践!『子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか?』開始の見極めと、生後7ヶ月からのメニュー!

「赤ん坊なのに自分で食べるんですか?」

 

妊娠中に読んだこの本を、ついに実践する時が来た!

 

 

 

子どもの手づかみ食べについて

この本では、「食べること=生きること」という考え方が基本だ。

 

「あーん」と食べさせてもらう受け身の姿勢ではなく、マナーは汚くてもスプーンも使えなくても、手づかみでもりもり食べることで主体的な生きる力を育もう、というもの。 

子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか? (IDP新書)

子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか? (IDP新書)

 

私は思わず膝を打った。そうだ!マナーなんてもっと大きくなってからでいい。じいさんになってからでいい。

「綺麗に食べなさい!」とか「またこぼして!」なんて言いたくない。

 

まずは、食べることそのものを楽しんで欲しい。もりもり食べて大きくなって欲しい。人間の根源的な喜びの一つを、存分に味わって欲しい。

 

赤ちゃんは、もちろん、最初はうまく食べられない。まず指で器用につまむことが難しいし、口の位置もはっきりしないので、なかなか入らない。でもぐちゃぐちゃとつかむだけでも良い刺激になるらしい。

 

「手は突き出た大脳」というくらい、発達に密接に関係しているそう。手でいろんなものを掴むことで、さまざまな情報を摂取しているのだ、赤ん坊は。

 

メニューが美味しそう

「食べることは生きること」。

 その考え方も素敵!なのだが、メニューがとにかく美味しそうなのだ。

 

土鍋で柔らかく煮込んだ豪快な野菜。とろとろの玉ねぎ、ダイコン、にんじん…

大きく切ってあり、「舌で潰せるくらい柔らかく」煮てあるので、赤ちゃんが自分で握って、食べることができる。

 

味付けはなし、出汁を使うこともあるようだが、基本的には野菜そのものの味だ。

シンプルだが、よく煮た野菜の甘いスープって、おいしいんだよなあ。

 

 

妊娠中にこの本を読んで、すっかり手づかみ食べの虜になった私は、予行練習として作って食べていた。

夫と私と2人分用意して、さあどうぞ手づかみ食べしましょうと言って、出したが夫は箸で食べていた。

 

私は手づかみしてみたら、とっても美味しく感じた。手で食べてみると、すごく「食べてる〜!」という感じがする。野生的な感じだ。手でかぶりつくおにぎりの美味しさに近いかもしれない。

箸なんて煩わしい、ナイフなんてもってのほか。我々には、手があるじゃないか。そういうことだ。

 

赤ん坊が生まれた!実践のタイミング見極め

さて、赤ん坊が生まれて、最初に楽しみにしていたことのひとつが「ダイコンを手づかみで食べてもらいたい」であった。赤ん坊にダイコンをあげる日を、指折り数えて夢見た。

むしゃむしゃと食べてくれるかなあ、一緒に野菜おいしいね、って食べれるかなあ。

 

そして、半年余りが経過した。離乳食が始まり、さあ手づかみ食べだ!と思いきや、最初は「すりつぶし」「ヨーグルト状」のものしか食べられない。つまらない。まだしばらくの辛抱だ…

 

そんなこんなで7ヶ月になった。いまいち食べが悪かった赤ん坊。まだスプーンであげていたが、次第に自分で手を出そうとしていたり、スプーンをつかんで口に運ぶような動作をしていた。

私は思った。「そろそろか…」

 

しかし、「のどに詰まらせたらどうしよう」「柔らかさはこれでいいのか」など不安が多く、恐る恐るスタートした。大根を煮てみたが、古かったせいかいつまでも柔らかくならずに、失敗。

 

次ににんじんを煮て食べさせた。が、しばらくしてウンチににんじんがほぼそのままの形で出てきており、丸呑みしていることが判明。喉に詰まらせるんじゃないかと不安になり、やめた。

 

この、「喉に詰まらせるんじゃないか」という不安は、離乳食作りでもっとも面倒で厄介で重要な問題である。

自分で作るのが不安なので、しばらく市販の離乳食でごまかしていた。別にそのまま続けてもよかったのだが、転機が訪れた。

 

久々にあったママ友的な友人に、「あかちゃんボーロ」をもらったのである。

 

確かに6ヶ月からOKと書いてあるけれど…のどにそのままスポッと入ってしまいそうなフォルムに不安が募る。しかしかなり心配性の友人が、同じ月齢の赤ん坊にすでにあげているということで私も赤ん坊にあげてみることにした。

 

結果、丸呑みせずに食べることができた!そうか…こんなのも食べられるのか。

 

次に、赤ちゃんせんべいをこれまたもらいものであったので、あげてみると上手に手に持ってむしゃむしゃ食べていた。

おじょうず。

あれもこれもちゃんと食べられる様子を見て、これは、手づかみ食べをやってみてもいいのではないかと思えた。

 

和光堂 赤ちゃんのおやつ+Ca カルシウムたまごボーロ 15g×3袋

和光堂 赤ちゃんのおやつ+Ca カルシウムたまごボーロ 15g×3袋

 

 

初めての手づかみ食べは生後7ヶ月

圧力鍋を使って、とろとろの下で潰せるくらいの柔らかさにする。ダイコン、玉ねぎ、人参を入れて…

そして、皿に入れて出した。

 

すると、

赤ん坊は、

躊躇なく手を出し、ぐちゃぐちゃと大根だかたまねぎだかわからないものを手一杯ににぎり、口に運んだ!

 

むしゃ…むしゃ…

 

今までは親のタイミングでスプーンでもらうのを待つだけだったのが、自分のタイミングで、食べてみたい部分をつかんで、口に運ぶ。うまくできない、たくさんこぼれる、でもなにか赤ん坊がいつもより楽しそうに見えた。

 

初手づかみ食べをしてから5日くらい経つが、食欲はすごく増した。もりもりと食べている。たくさんこぼしてしまうので、まだつかみにくいであろうおかゆはスプーンであげている。徐々に全部手づかみで食べてもらいたいところ。

 

「スプーン使えなくなっちゃうんじゃないの?」などよくある疑問点については、本に書かれているので、参照されたい。

 

初めての手づかみ食べメニュー

本には詳しい作り方が書いていないので、私が作っているやり方を紹介!

 

f:id:gotoyuri:20180925222519j:plain

(材料)

・大根 4センチ

・人参 半分

・玉ねぎ 半分〜1個

・水

 

(作り方)

(1)野菜の皮をむく。

(2)野菜を切る。にんじんは太さ2センチ長さ5センチくらいのスティック状に、大根は輪切り、玉ねぎは4分割。

 

(3)圧力鍋に野菜と、水をひたひたになるくらい入れて煮る。沸騰したら弱火〜中火で20〜30分煮て、放置。

 

(4)柔らかさをチェック。舌で潰せるくらい。足りなければまた煮る

 

実際のメニューでは、しらすを入れたおかゆもあげている。

 

まとめ:手づかみ食べの喜び

今日も先ほど夕飯を終えた。赤ん坊は、今日も大根とたまねぎにかぶりついて皿までかじっていた。夫の食べる様子をじっと見て、そして自分も手づかみで食べていた。

 

成長を感じるからだろうか。

作った努力が報われた感じがするからだろうか。

 

むしゃむしゃと自らかぶりつく赤ん坊をみていると、愛おしさが溢れてきた。

いっぱい食べてくれて、うれしい。幸せ。

 

この喜びは、ほかではなかなか得られない。周りでは手づかみ食べなにそれ?!という人が多いので、ぜひやってみてほしいと思う。

 

 

子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか? (IDP新書)

子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか? (IDP新書)